MA導入前の準備 その1 「主体部門はどこ?」
日本でも導入が加速的に増えてきたマーケティング・オートメーション(MA)の失敗しない導入ガイドをEloqua導入200社以上の実績をもつヴァーティカルがお届けします。
第1回目は、MAプラットフォーム導入の主体部門はどこか? というテーマについてです。
弊社は、日々、多くのクライアント企業とMA導入または運用について会議を行っています。 その訪問先は、経営層、マーケティング部門、IT部門、経営企画部門など、様々です。 MA導入の主体部門は、企業の規模、組織体制により異なりますが、弊社の経験上、主体部門はマーケティング部門であるべきだと考えます。
まず、弊社のクライアント企業の場合、担当部門はほぼ全てのケースでマーケティング部門になります。 すなわち、MAツールは、「誰が日常使うものか?」という質問の答えは、イコール、マーケターとなります。もちろんツールコストと運営費は、マーケティング予算から捻出されることになります。
利用者が、マーケターである以上、導入目的の合意形成から施策の具体案、ROI検証、ツール選定などの導入プロセスは、マーケティング部門がリードすることが望ましいと考えます。
MAは、マーケターにスポットライトがあたる、マーケティング・プロセスの改革施策になります。企業の持つマーケティング課題をMAで改善することは、全てのマーケターの醍醐味であるべきでしょう。
もちろん、ツールである以上、テクニカル面やセキュリティ面は、IT部門と連携する必要があることは言うまでもありません。
また、クラウドサービスが多いMAツール導入の際、個人情報の取り扱いについては、経営層と法務部門との連携も必須になります。
こうみると、MAプラットフォームの導入は、企業全体に関わる大きな取り組みであることがわかります。大きな組織の企業の場合、MA導入には十分な準備時間を設けることが必要になります。
一方、中小企業でマーケティング部門を持たない場合、大企業に比べてスピーディーな意思決定ができるチャンスがあります。
その場合、経営者がリーダーシップを発揮するとMA導入が成功する傾向にあります。 理想的には経営者がツール選定までをトップダウンで行い、決まったことをIT、または経営企画部門へ託す。といった流れが、MA導入をスピーディーに実行している企業の成功パターンになります。
以上、「MAプラットフォーム導入の主体部門はどこか?」でした。